2019.06.20
電池セル監視 ECU評価試験装置

HILS試験や電池監視ECUの評価など、電池の各セルの電圧を高精度にシミュレーション

近年、EV・HEV・FCV車に搭載されている電池を監視するECUが重要なキーパーツとなっています。ECUの開発、生産現場において、バッテリーセルのかわりに直流安定化電源を多数使用するケースがあります。弊社ではその様な高性能・高分解能・多チャンネルをベースとしたカスタム製品の制作を承っています。

ラインナップ

ECUイメージ1
ECUイメージ2

定格

ECUイメージ3
ECUイメージ4

特徴

高分解能・多出力定電圧直流安定化電源

1Unitで14ch(M-6151/6155/6157)、DC0~5V/300mA
設定分解能0.1mV/読取分解能(0.1mV/0.01mA)
全チャンネルリモートセンシング付き

電池セルをシミュレート可能な、
各出力絶縁・高耐圧・独立コントロールが可能

各チャンネルは各々絶縁しており、最大600Vまで直列接続が可能
個別のセル電圧の可変はもちろん、全チャンネルの同時可変が可能

GP-IB/USBインターフェースに対応

電池監視ECUの設計はもちろん、生産評価でも使用可能なGP-IB/USBインターフェース対応

最大8ユニット制御可能なソフトウェアを別途ご用意

通信コマンドは公開しておりますが、購入したその日から多様な試験を可能にした専用ソフトウェアを用意しています。各チャンネルを独立した制御やシーケンスを走らせることも可能。また、全チャンネルの電圧・電流値や動作状態をモニタし試験結果のCSV保存、グラフ表示も可能です

各種保護機能搭載(OHP/OVP/OCP/CL)

OHP…加熱保護 OVP…過電圧保護 OCP…過電流保護 CL…電流リミット
上記の保護動作を標準で搭載しております。


ソフトウェア

ECUイメージ5
ECUイメージ6

テストイメージ

M-615Xシリーズ(132ch or 14ch)を複数台直列接続し、最大120ch/最大600Vまで各セル電圧のシミュレートが可能です。また、アプリケーション内臓PCの追加、電源装置のラックへの、カスタムアップも対応することが可能です。(ソフトウェアの変更・ラックマウントなどにつきましては、別途費用が必要になります。)

ECUイメージ7
ECUイメージ8
ECUイメージ9

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