2023.07.03
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広範囲の入出力範囲

PBW-Lシリーズは、80V/±150A/5kWのベースモデル「PBW-502L」を組み合わせて、並列では20台(80V/±3000A/100kW)までのモデルを構築可能。
2直列モデルは140V/±150A/10kW単位で同じく100kW(140V/±1500A/100kW)、3直列モデルは210V/±150A/15kW単位で90kW(210V/±900A/90kW)までを構築することができます。
さらに力行・回生動作において、0Vからの動作が可能。燃料電池のような低電圧大電流のデバイス評価にも適しています。

 

小型・軽量設計

PBWシリーズはSiC MOSFETを一部で採用、回生負荷動作により、従来の電源+電子負荷装置より大幅な小型・軽量化を実現しました。

 

双方向動作

PBWシリーズは直流安定化電源の供給動作(ソース)と、直流電子負荷装置の放電動作(シンク)の領域を交互でも連続的にも動作させることが可能です。

 

直並列接続(マスタースレーブ接続)

PBWシリーズは5kWをワンユニットとし、直列は3台、並列は最大20台までのマスタースレーブ動作が可能。

 

 

CV/CC/CP動作

定電圧制御(CVモード)と定電流制御(CCモード)の他に定電力制御(CPモード)を設定することができます。それぞれの動作時に他のリミットは上限と下限が設定することができ、インピーダンスの急変に対する保護として利用することができます。

 

電力回生機能

回生動作とは、シンク動作時に電力を熱にして消費せずに、インバータにより商用電力に電力回生する動作になります。
放電する電力を交流(商用電圧)に変換し、施設へ戻すことができ、変換効率による損失分しか熱が発生しません。

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スルーレート可変機能

出力および放電の電圧、電流、電力の立ち上がり速度を別々に変更することができます。電圧/電流/電力の変化中の被評価機器の性能が確認できたり、急激な変化による損傷を回避することができます。

 

内部抵抗可変機能(ソース動作のみ)

直列に任意の抵抗値を設定することが可能な内部抵抗可変機能を使用することで、抵抗による電力ロスを発生することなく、劣化したバッテリーの模擬や、長距離配線の模擬、簡易的な太陽電池パネルのストリングスを模擬することができます。

 

縦置きを想定した表示にも対応

PBWシリーズの液晶表示は標準の水平(Horizontal)と、縦置きで使用した場合にも操作できるように垂直(Vertical)表示が設定することができます。PBWシリーズの液晶表示は標準の水平(Horizontal)と、縦置きで使用した場合にも操作できるように垂直(Vertical)表示が設定することができます。

 

双方向電源と非常に相性の良いインタフェース

双方向直流電源は、大型のインバータやモーターなどの被試験機器が多いため、通信ラインの絶縁性能が高くノイズに強い、かつ長距離の通信が可能なLANは非常に相性が良いです。また、PBWシリーズが車載充電器やバッテリーパックを模擬するHILSなどの統合的なエミュレーションでは、CANインタフェースを利用することができます。

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