2026.04.14
新エネルギーの『微細な進化』を可視化する。高分解能直流電源PPRシリーズ

PPRシリーズが次世代エネルギー開発を加速させる理由

脱炭素社会の実現に向け、新エネルギー分野では、エネルギー効率を極限まで高めるための技術革新が続いています。太陽光発電のパワーコンディショナ(PCS)の待機電力削減や、エネルギー収穫(エナジーハーベスト)技術を用いた超低消費電力デバイスの開発において、試験用電源には「供給」以上の役割が求められています。

PPRシリーズが次世代エネルギー開発を加速させる理由

「PPRシリーズ」は、その圧倒的な分解能とシミュレーション能力で、新エネルギー開発の現場に新たなスタンダードを提示します。

 

1.「エナジーハーベスト」や「IoTセンサー」開発に不可欠な超低電流測定

太陽光、振動、熱などの微細なエネルギーを電力に変えるエナジーハーベストデバイスや、それで作動する低電力センサーの開発では、nA(ナノアンペア)単位の挙動把握が不可欠です。

「エナジーハーベスト」や「IoTセンサー」開発に不可欠な超低電流測定

・100nAの分解能:PPRシリーズはLレンジにおいて、100nA単位での電流測定が可能です。デバイスがスリープ状態から稼働状態へ移行する際の微かな電流変化も逃さずキャッチし、電力効率の緻密な最適化を支援します。

・長期ログ保存:USBメモリへのダイレクトレコード機能により、環境変化に応じたデバイスの挙動を数日間にわたって記録し続けることが可能です。

 

2. 太陽光・風力発電の「変動」を再現するスルーレート制御

不安定な自然エネルギーを扱う新エネルギー機器には、電圧の急変に対する耐性や、特定の変動パターンへの追従性が求められます。

太陽光・風力発電の「変動」を再現するスルーレート制御

・電圧・電流スルーレート可変:出力電圧や電流が変化する際の「傾き」を自由に設定できます。これにより、雲による日射変動や、系統連携時の電圧変動を模擬した過渡応答試験を、他の複雑な装置を組み合わせることなく本機のみで実行可能です。

・シーケンス動作:最大1000ステップのプログラム運転により、一日の日射サイクルを模した電圧変化などを自動で再現し、評価の自動化を実現します。

 

3.スマートハウス・EMS向けの充放電シミュレーション

蓄電池を組み合わせたエネルギー管理システム(EMS)の開発では、電源と負荷の両方の挙動が必要になります。

スマートハウス・EMS向けの充放電シミュレーション

・100W電子負荷モード:PPRシリーズは単なる電源ではありません。内蔵された電子負荷機能(CC/CVモード)を活用することで、蓄電デバイスの放電特性評価や、充電器側の性能試験を一台で完結させることができます。

・リモートセンシング機能:配線による電圧降下を補正し、常に正確な電圧を負荷端に供給。配線抵抗が影響しやすい大電流時や長距離配線の試験でも、高精度な評価データを保証します。

 

新エネルギーの「微細な進化」を見逃さない

エネルギー効率の向上は、こうした「小さな変化」の積み重ねによって成し遂げられます。PPRシリーズは、そのコンパクトなボディに、エンジニアが「見たい」と思うすべてのデータを可視化する力を秘めています。

次世代のグリーンテクノロジーを支えるパートナーとして、PPRシリーズは試験室の可能性を再定義します。

 

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