2020.11.17
当社製品のQ&A (2)

よくある質問について

1.全製品共通 2.直流電源装置 3.電子負荷装置
4.交流電源装置 5.安全規格試験器 6.オシロスコープ
7.信号発生器 8.スペクトラムアナライザ 9.マルチメータ・メータ
10.オプション・その他 11.通信関係 12規格・法令関係

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▼2.直流電源装置
 ▼2.1 OUTPUT ONで出力されない。
  ・電圧値または電流値が0になっていませんか。
    当社の電源はCV/CC制御電源ですので、どちらかの設定が0の場合は出力が出ません。
  ・キーロックがかかっていませんか。
  ・アウトプットの設定が外部コントロールのみになっていませんか。


 ▼2.2 出力電圧が設定まで上がらない。
  ・電流設定が0Aになっていませんか。
    電流を流さない場合でもある程度の値の電流設定は必要です。また電流設定が小さい場合は
    電圧の上昇がゆっくりになります。
  ・CC動作になっていませんか。
    つないでいる対象物のインピーダンスが低く設定電流より多く電流が流れようとする場合は、
    出力電圧が低下します。配線のどこかでショート状態になっていると発生します。
  ・外部コントロールで電圧設定が行われていませんか。
    一般的に外部アナログ電圧での制御の場合は前面パネルからの電圧設定は無効になります。


 ▼2.3 設定電圧よりも出力電圧が高くなる
  ・リモートセンシング端子が未接続になっていませんか。
    センシング端子が断線や接続ミスで開放されていると、設定電圧よりも高い電圧が出力
    されることがあります。接続に問題が無いか確認してください。通常はバーやケーブル
    で接続されています。
  ・接続系のインピーダンスによって特定の周波数で発振を起こしている可能性があります。
    配線をツイストしたり、機器の入力にコンデンサを入れたりすることでインピーダンスを
    変更して症状が変わらないか確認してみてください。


 ▼2.4 CV/CC制御電源とは
  ・CV/CC制御電源は電圧設定値を電流設定値で割った値と負荷の抵抗値の大小比較でモードが
   切替わる電源です。負荷の抵抗値が大きければ定電圧(CVモード)で電圧は設定値となり、
   抵抗値が小さければ定電流(CCモード)で電流が設定値となります。
   モードは自動で切替わるので切替スイッチはありません。


 ▼2.5 リモートセンシングについて
  ・リモートセンシングは、負荷線の抵抗値によって発生する電圧降下により、実際の負荷端の
   電位が設定値より低くなることを補償する機能です。 この機能を使うと発振が起きたりノイズ
   の影響が強くなったりするので注意が必要です。 リモートセンシング端子が開放状態になると
   設定電圧よりも高い電圧が出力されるので危険です。断線や接続ミスに注意してください。


 ▼2.6 電圧を印加してもDCモータが回りません。
  ・DCモータは回転開始時に起動電流が必要です。この電流値は定常回転状態の電流よりも
   大きいため、電源の電流設定が定常時の値の場合は回転を始めません。
   一旦電流を大きい値に設定し、回転を開始してから電流設定を戻すようにしてください。

▼3.電子負荷装置
 ▼3.1 電子負荷はどうやって電力を消費していますか。
  ・入力端子に入力された電力は半導体(FET)を使用して熱に変換しています。
   FETを使用することで高速な変動を行うことが可能ですが、一定以下の電圧の場合は動作が
   できません。長時間使用する場合は必ず排熱をおこない定格温度以下にしてください。
  ・当社ではご用意がありませんがAC側に電力を戻す回生方式の物もあります。    


 ▼3.2 入力をオンしても電流が流れません。
  ・通常の電子負荷はFETにより電力を消費するため、入力が一定電圧以下では動作しません。
  ・0V近辺での動作が必要な場合は、専用のモデルが用意されている製品があります。


 ▼3.3 変動時にオーバーシュート・アンダーシュートが出る。
  ・電子負荷は大電流でも動作が速いことがメリットですが、変動時に過補正がかかる場合が
   あります。スルーレート設定の機能がある場合は値を調整すると軽減することができます。

▼4.交流電源装置
 ▼4.1 交流電源装置はどのような用途に使いますか。
  ・交流電源は商用電源で電圧や周波数が安定していない場合、ノイズが多い場合、ECHONETなど
   電灯線を使った通信やACモータなどによる波形歪が大きい場合などに、正しい電圧・周波数、
   低い歪率のきれいな交流の電圧を作るために使用され、機器のノイズ試験や効率の確認に
   利用されます。また機器の試験として電圧・周波数を変えたり、サージなどのノイズ印加、
   瞬断・停電などの電圧低下による動作不良が発生しないか、UPSなどの電源切替回路が正常に
   動作するかの確認を行うことができます。
   
 ▼4.2 交流電源装置はどのような種類がありますか。
  ・リニアアンプ方式
    任意信号発振器で作られた基準信号をリニアアンプに入力し、商用入力を直流電圧に変換
    した電力を元にリニアアンプで増幅して出力したものです。高速で低ノイズ、低歪率が
    メリットですが、大きくて重く効率があまり良くありません。
  ・PWM方式(スイッチング)
    商用入力を直流電圧に変換後にPWMインバータでDC/AC変換を行い出力したものです。
    小型軽量で高効率ですがノイズがあり、応答速度がリニアアンプ方式より遅くなります。

▼5.安全規格試験器
 ▼5.1 安全規格試験の試験の違いはなんですか。
  ・AC耐圧試験は高電圧の正弦波を用いてACラインと機器の金属部分間に電圧を印加し問題ない
   ことを確認します。通常はこのAC耐圧試験を行います。
  ・DC耐圧試験は直流の高電圧を用いてACラインと機器の金属部分間に電圧を印加し問題ない
   ことを確認します。フィルタなどの容量・誘導の影響を強く受ける場合や製品の安全規格で
   直流が指定されている場合に使用します。
  ・IR(絶縁抵抗)試験はACラインと機器の金属部分の抵抗値を、直流の高電圧を印加して測定
   します。
  ・GB(アース導通)試験は保護接地端子とAC入力のGND間の抵抗を測定します。
   抵抗値が低く電流が大きいため四端子法で接続します。
  ・漏れ電流試験は機器の金属部分が持つ電位による大地アースに流れる電流を測定します。


 ▼5.2 耐圧試験で試験中の動作や結果が安定しない。
  ・被検査対象のインピーダンスで容量成分や誘導成分が大きい場合は、発振したり設定電圧より
   高い電圧が印加され動作や結果がばらつくことがあります。試験の間隔をあけ、キャパシタや
   フィルタなどを追加して安定化をおこなってください。

 

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