製品詳細
DCS-9700シリーズ 2GS/sデジタルストレージオシロスコープ

DCS-9700シリーズ
希望小売価格(税抜) 販売終了
販売終了
スロットインでロジックアナライザ機能やVGA出力、LAN、GP-IBインタフェースを拡張可能!
高速波形更新の4chオシロスコープ
DCS-9700シリーズは大型8インチLCDを搭載した最高2GS/sの4CHデジタルストレージオシロスコープです。80,000波形/秒の波形更新速度で発生頻度の少ない異常信号を捉えることが可能です。最大2Mポイントの波形メモリを搭載、大容量メモリの搭載により掃引速度1ns/div~50μs/divの15レンジにおいて最高サンプリングを可能としました。また波形メモリを最大で2048分割し必要な現象のみをより多く捉えることが可能なセグメントメモリ機能を搭載、波形解析を容易にします。また背面部には機能拡張用スロットを搭載し、ロジックアナライザやGP-IB、LANインタフェースなどの機能モジュールを後付で組み込み可能です。
大画面8インチSVGA
8インチの大画面LCD(800X600)を搭載、アナログ4chはもちろん、ロジック信号もより見やすくなっています。
最大2M大容量メモリ
最大2Mの大容量メモリを搭載しています。長時間の波形記録からスクロール、拡大など、大容量メモリにより様々な機能をより便利にします。
波形解析に便利なサーチ機能搭載
出力電圧/エッジやパルス幅などのイベント条件を指定することで、取り込んだ波形上の条件に合致するイベントごとにマーカを自動的に付与する機能を搭載しています。マーカごとに波形をスキップして表示させたり、Play/Pause機能を使うことで、波形をイベントごとに自動スキップ再生することが可能です。
検索条件:エッジ、パルス幅、ラント、Rise&Fall Time、ロジック※、バス※
※オプションのロジックアナライザモジュールが必要になります。
Go-NoGo判定機能
Go-NoGo判定機能は設定した最大/最小リミット(テンプレート)に対して判定を実行します。判定は、入力波形が範囲内または範囲外になるごとに停止または連続判定を設定できます。
セグメントメモリ機能
アクイジョンメモリを1から2048のセグメントメモリ(メモリ長1kポイント固定)に分割できます。トリガがかかるたびにセグメントメモリに波形データを取り込むため、間欠的にイベントが発生する信号の観測に威力を発揮します。
80,000回/秒の波形更新速度
波形は80,000回/秒の高速更新で、発生頻度に応じた輝度階調表示も可能な為、ジッタやグリッチなどがアナログオシロスコープの様に視覚的に捕らえることができます。
自動測定機能
36項目の自動測定は最大8個をチャンネルカラーで画面下部に表示することができます。ロジックアナライザオプションを搭載した場合、時間・遅延関係であればデジタル入力でも使用することができます。
ゲートモード
自動測定機能では、測定範囲を「カーソル」・「画面内」に変更可能なゲートモードを搭載しています。ゲートモードオフ時は、取り込んだデータレコード(セグメントメモリも全て有効)での測定値を表示します。
全測定項目表示全ての測定項目を一覧表示する「全測定項目表示」も可能です。

ロジックアナライザ機能(オプション)
拡張用スロットにDS2-08LAもしくはDS2-16LAを装着することで、ロジック入力(8ch/16ch)が可能になります。また、シリアルバス解析機能(CAN、LIN、I2C、SPI、UART)を装備しています。
スロットINインタフェース
本体購入後でも拡張可能な拡張スロットを用意しています。LAN/VGAのインタフェースやGP-IBインタフェース、ロジックアナライザ機能の拡張などに使用でき、最大2つまで装着可能です。
信号発生機能(オプション)
最高5MHzの正弦波・方形波および最高500kHzの三角波を出力するオプションが最大2個拡張スロットに装着できます。出力は1MΩ終端時に振幅、オフセット込みで -3.4V~+3.4Vの範囲の電圧となります。
ワールドワイド入力
入力電源はAC100V~240Vのワールドワイド対応となっています。
シリーズ仕様
●最高サンプリングレート:2GS/s(ハーフチャンネル時)、1GS/s(全チャンネル)
●2Mポイント(ハーフチャンネル時)、1Mポイント(全チャンネル)
●垂直/水平スケール:垂直感度1mV/div~10V/div、水平時間1ns/div~100s/div
●セグメントメモリ機能:メモリを最大2048セグメントに分割
●ロジックアナライザ:オプションモジュールを組み込むことで最高500MS/s、2Mポイント/chの 8CHまたは16CHのロジック信号とアナログ信号を同時に観測できます
●サーチ機能:検索条件を設定することで条件に一致したイベントにマーカを設定可能 ラント信号やパルスなど簡単に検索可能
●無償のアプリケーションファイルによりシリアルバス解析・トリガ機能を追加可能(UART/I2C/SPI/CAN/LIN)
●自動測定:36種類(ゲート機能可能)
●演算機能:+,-,÷,×,FFT,FFTrms,ズームFFT,微分,積分,ルート演算
●テンプレートによる判定機能
●スロットインモジュール・オプションソフトによる機能拡張
●8インチSVGA(800×600)カラーTFT液晶ディスプレイ
●USBホスト/デバイスポート、RS-232C、GP-IB(オプション)、LAN/VGA(オプション)
※代替機種:GDS-2000Aシリーズ
定格
垂直軸(共通仕様) | |
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分解能 | 8ビット |
感度 | 1mV/div~10V/div※1 |
入力結合 | AC、DC、GND |
入力インピーダンス | 1MΩ// 16pF |
DCゲイン確度※2 | ±5%フルスケール 1mV/div時 / ±3%フルスケール 2mV/div以上 |
極性 | ノーマル、反転 |
最大入力電圧 | 300V (DC+AC Peak)、 CAT I |
オフセットポジション範囲 | 1mV/div~20mV/div:±0.5V 50mV/div~200mV/div:±5V 500mV/div ~2V/div:±25V 5V/div~10V/div:±250V |
波形の演算機能 | +、-、×、 ÷、FFT、FFTrms、d/ dt、∫dt、√FFT:スペクトラム振幅、FFTの垂直スケールをリニアRMSまたはdBVrmsに設定。 FFTウインドウを方形、ハミング、ハニング、ブラックマンに設定可能。 |
トリガ | |
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ソース | CH1、CH2、CH3※3、CH4※3、Line、EXT、D0-D15※4 |
トリガモード | オート(100ms/div以下でロールモードをサポート)ノーマル、シングル |
トリガタイプ | エッジ、パルス、ビデオ、ラント、Rise&Fail、ALT、イベント遅延(1~65535イベント)、時間遅延(10ns~10s)、ロジック※4、パス※4 |
ホールドオフ範囲 | 10ns~10s |
結合 | AC、DC、LF rej、HF rej、ノイズrej. |
感度 | DC~100MHz 約1divまたは1.0mV |
100MHz~200MHz 約1.5divまたは15mV | |
200MHz~300MHz 約2divまたは20mV |
外部トリガ | |
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範囲 | DC ~100MHz 約 100mV |
感度 | DC~100MHz 約 100mV |
100MHz~200MHz 約150mV | |
200MHz~300MHz 約150mV | |
入力インピーダンス | 1MΩ// 16pF |
水平線 | |
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水平時間レンジ | 1ns/div~100s/div (1-2-5 ステップ) ロール:100ms/div~100s/div |
プリトリガ | 最大10 div |
ポストトリガ | 最大1000 div |
確度 | ±20 ppm over any ≧ 1ms time interval |
リアルタイムサンプルレート | 2GS/s(2CHインターリーブ)、1GS/s(全CH) |
等価サンプリング | 最大100GS/s |
メモリ長 | 1CH時:2Mpts ; 2CH時: 1Mpts※5 セグメント時:1Kpts |
アクイジションモード | ノーマル、平均、ピーク、シングル |
ピーク検出 | 2ns (代表値) |
平均 | 2~256回、選択可能 |
X-Yモード | |
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X-軸入力 | チャンネル1;チャンネル 3※3 |
Y-軸入力 | チャンネル2;チャンネル 4※3 |
位相差 | ±3°(100kHzにて) |