2024.06.04
LAN対応の計測器セレクション
テクシオ・テクノロジーでは通信にLANインタフェース(IPv4)を採用した機種を多数そろえています。 LANが利用できる機器のセレクションをご用意しましたので機種選定にご利用ください。
LANを使用するメリット
・通信がWindowsPC以外にPLC(シーケンサ)、LinuxPCなどからも簡単に利用でき、IOTで
利用されているRaspberry PiやAndroidタブレットなどからも制御が可能です。
・通信制御にLANを用いるメリットとしてはPCで大量に使用されているため、通信に必要なチップ
やケーブルなどの信頼性の高い部品の入手が容易で安価なことがあげられます。
・1対1であれば市販のLANケーブル1本で利用可能なため、とても手軽に始められます。
・既存のネットワーク環境に接続する場合もDHCP機能による自動設定で簡単にテストが可能です。
・制御する台数が増えても費用がそれほど増加しないこともメリットの1つです。
・当社の機器は単体ではインターネットを介した通信はできません。
・実際の運用時はIPアドレスを固定して、なるべく独立したLANでご利用ください。
・電源投入時に機器がネットワークの状態を確認するため、機器の電源は通信経路上で最後に
入るようにしてください。
・既存ネットワークに固定アドレスで接続する時は、そのネットワークを管理されている御担当者
に相談するか、社内規定をご確認ください。
・PCのデバイスマネージャにネットワークアダプタが複数表示されている場合は意図した接続が
できず、認識できない場合があります。WifiやBluetoothなど通信確認に必要のないアダプタは
一時的に無効として確認してみてください。
・PCでドライバやセキュリティなどの更新が発生すると、それまで通信できていた設定が修正されて
通信ができなくなる場合があります。更新後の設定値や新しく追加された設定内容で通信が阻害
されていないかを十分確認してください。

利用されているRaspberry PiやAndroidタブレットなどからも制御が可能です。
・通信制御にLANを用いるメリットとしてはPCで大量に使用されているため、通信に必要なチップ
やケーブルなどの信頼性の高い部品の入手が容易で安価なことがあげられます。
・1対1であれば市販のLANケーブル1本で利用可能なため、とても手軽に始められます。
・既存のネットワーク環境に接続する場合もDHCP機能による自動設定で簡単にテストが可能です。
・制御する台数が増えても費用がそれほど増加しないこともメリットの1つです。
・当社の機器は単体ではインターネットを介した通信はできません。
・実際の運用時はIPアドレスを固定して、なるべく独立したLANでご利用ください。
・電源投入時に機器がネットワークの状態を確認するため、機器の電源は通信経路上で最後に
入るようにしてください。
・既存ネットワークに固定アドレスで接続する時は、そのネットワークを管理されている御担当者
に相談するか、社内規定をご確認ください。
・PCのデバイスマネージャにネットワークアダプタが複数表示されている場合は意図した接続が
できず、認識できない場合があります。WifiやBluetoothなど通信確認に必要のないアダプタは
一時的に無効として確認してみてください。
・PCでドライバやセキュリティなどの更新が発生すると、それまで通信できていた設定が修正されて
通信ができなくなる場合があります。更新後の設定値や新しく追加された設定内容で通信が阻害
されていないかを十分確認してください。


LANが利用できる機種
カテゴリ | シリーズ名 + 必要オプション |
Web 表示 |
Web 制御 |
LXI規格 (機器検索) |
Socket通信 (TCP/IP) |
---|---|---|---|---|---|
電子負荷装置 | LSG + PEL-018 | ○ | ポート:2268 | ||
電子負荷装置 | PEL2000 + PEL-016 | ○ | ポート:2268 | ||
電子負荷装置 | AEL + PEL-024 | ○ | ポート:4001 | ||
電子負荷装置 | LSP + PEL-024 | ○ | ポート:4001 | ||
回生電子負荷装置 | LRW | ポート:5025(可変) | |||
回生双方向電源 | PBW-L | ポート:5025(可変) | |||
回生双方向電源 | PBW-H | ポート:5025(可変) | |||
ソースメータ | GSM-20H10 | ○ | ○ | △ | ポート:1026 |
直流安定化電源 | GPP | ○ | ○ | ポート:1026 | |
直流安定化電源 | PFR | ○ | ○ | ポート:2268 | |
直流安定化電源 | PPX | ○ | ○ | ポート:2268 | |
直流安定化電源 | PSU | ○ | ポート:2268 | ||
直流安定化電源 | PSW | ○ | ポート:2268 | ||
直流安定化電源 | PDS-A + IF-71LU | ○ | ポート:10001(可変) | ||
AC電源 | APS-7000 | ○ | ポート:2268 | ||
AC電源 | ASR(1kW以下) | ○ | ポート:2268 | ||
AC電源 | ASR(2kW~4kW) | ○ | ポート:2268 | ||
AC電源 | ASR(4.5kW以上) | ○ | ○ | ポート:5025 | |
安全規格試験器 | GPT-15000 + OPT02 | ポート:23(可変) | |||
安全規格試験器 | GPT-12003 + OPT02 | ポート:23(可変) | |||
オシロスコープ | DCS-1000B (4chモデル) | ポート:3000(可変) | |||
オシロスコープ | DCS-2000E | ポート:3000(可変) | |||
オシロスコープ | MDO-2000E | ポート:3000(可変) | |||
オシロスコープ | MPO-2000 | ○ | ○ | ポート:3000(可変) | |
オシロスコープ | GDS-3000 | ○ | ポート:3000(可変) | ||
オシロスコープ | GDS-2000A + DS2-LAN | ○ | ポート:3000(可変) | ||
任意信号発生器 | AFG-303X | ○ | ○ | ポート:1026 | |
任意信号発生器 | FGX-295 | ○ | ○ | ○ | ポート:5025 |
任意信号発生器 | MFG-2200 | ○ | ○ | ポート:1026 | |
スペアナ | GSP-9330 | ○ | ○ | ○ | ポート:5025、4880(HiSlip) |
スペアナ | GSP-818 / GSP-8000 | ○ | ポート:1015 | ||
データ収集 | DAQ-9600 | ○ | ○ | ポート:3000(可変:Telnet可) | |
DMM | GDM-906X | ○ | ○ | ポート:3000(可変:Telnet可) | |
DMM | GDM-8261A + OPT03 | ○ | ポート:23(可変:Telnetのみ) | ||
パワーメータ | GPM-8213 | ポート:23 | |||
パワーメータ | GPM-8310 | ポート:23(可変) | |||
パワーメータ | GPM-8330/8320 | ポート:23(可変) | |||
LCRメータ | LCR-8200 | ポート:111 |
・Web表示はPCのブラウザから機器がLANで正常に接続できているかの確認ができます。
・Web制御は機器の制御がブラウザからできるので、プログラムを作成せずに利用できます。
・Socket通信はLANにおいて文字列などで通信を行う最低限の機能を持つ方法です。
機器の持つアドレス(IPアドレス)とポート番号を指定して単純な通信を行うことができます。
プロトコルは無手順のTCP/IP Socktを使います。UDPは利用できません。
・LXI規格はLXIコンソーシアム(https://www.lxistandard.org)で制定された計測機器をLANで接続するための
規格で、対応していると機器の自動検索と設定ができるようになります。通信自体はsocket通信をメインとして
いますが、オプションでWebページでの操作や画面転送、通信の高速化(Hislip)等ができるようになっています。
LXI規格の製品はIVI Foundation他で配布されているIVIドライバまたはVISAライブラリで通信をおこないます。
・Web制御は機器の制御がブラウザからできるので、プログラムを作成せずに利用できます。
・Socket通信はLANにおいて文字列などで通信を行う最低限の機能を持つ方法です。
機器の持つアドレス(IPアドレス)とポート番号を指定して単純な通信を行うことができます。
プロトコルは無手順のTCP/IP Socktを使います。UDPは利用できません。
・LXI規格はLXIコンソーシアム(https://www.lxistandard.org)で制定された計測機器をLANで接続するための
規格で、対応していると機器の自動検索と設定ができるようになります。通信自体はsocket通信をメインとして
いますが、オプションでWebページでの操作や画面転送、通信の高速化(Hislip)等ができるようになっています。
LXI規格の製品はIVI Foundation他で配布されているIVIドライバまたはVISAライブラリで通信をおこないます。
実際にLANを使用して制御を行う場合の設定および方法はアプリケーションノートをご覧ください。